太陽系は約46億年前、銀河系(天の川銀河)の中心から約26,000光年離れた、オリオン腕の中に位置。
私が職場で好んで読む本に、
「週刊、日本医事新報」という本があります。
定価799円。医師等が読む本だと思われます。
医療法や、診療報酬の説明、病についての専門的な説明が乗っていて、
私が読むのはもっぱら法律や裁判の話です。
↓こんな感じの雑誌です。写真が多くて綺麗です。
(あ、写真と言っても、内臓とか患部ですが)
その本の中で、医師のおすすめ本というコーナーがありまして、
「あれ?」とシナプスがつながった話があります。ご紹介しますね。
一文を引用します。
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埼玉県立精神医療センター依存症治療研究 部長 和田 清
私の一冊『卡子(チャーズ) 出口なき大地』
「ギフトールという薬、知ってますか?」と、突然電話が入った。
「松ヤニを主原料としていて、薬物の依存なのか離脱なのか、
とにかく効くらしいんですよ。その成分がわからないんですよ」。
それは『卡子(チャーズ)』という本に出ているという。
早速、ネットで購入し読んでみた。
「ギフトール」とは、著者の父親が発明した
「麻薬中毒患者を治療する薬」であり、
「Gift(ドイツ語で毒のこと)を取る」から命名されたという。
ところが、この本、「ギフトール」どころではないのである。
舞台は引き揚げが終わった後の旧満州・長春である。
八路軍と国民党軍による国共内戦の激化の中で、
八路軍が長春を完全包囲し、国民党軍と長春市民とを
「兵糧攻め」にしたという。
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もちろん私も、本の内容が気になったので、
この精神医療センターの部長と同じようにネットで注文して
読みふけりましたが、目が悪くなってきた私には辛くなるほど
厚かったです。 うう・・・。
この本は、人が人肉を食べるさまや
餓死者の上に布団を敷いて寝なければならない現状を
経験してしまったために、記憶喪失になったあと、
そのトラウマと戦う少女(筆者)の実話で、
内容もすごかったのですが、
何がひっかかったかって、「松ヤニ」なんですよ。
私の愛読書の中に、「アナスタシア」という有名な本がありまして、
その中に何度か出てくる「リンギングシダー」という
アナスタシア読者なら、誰もが憧れる樹があるのですが、
とあるときに、
そのシベリア杉が、シダー(杉)ではなく、
パイン(松)だったことを知ったのです。
シベリア杉は、
学名(シベリアマツ)で、松の仲間だったんです
で、
ヤニにはフィトンチッド効果に、
覚醒作用、内臓強化、滋養強壮、関節痛によいと言われ、
中国では松脂を食べると、神霊と交信できると言われている
そうなんですよ。
チャーズの本には、
この「ギフトール」を麻薬患者に接種すれば、
中毒症状が短期間で回復し、次に麻薬を摂取しようとすると、
強烈な(麻薬に対する)拒絶反応が起きるそうなのです。
アナスタシアはロシアの話ですし、
チャーズは中国の話。
でも、どちらも松(脂)が体にいいことは証明されているようです。
私の中では、「松ヤニ・・・・???」と
先入観で少々受け付けが難しく、
松のエッセンシャルオイルの利用を躊躇していたのですが、
この本の出会いで、「使うための予備知識」として
私の中にインプットされたのでした。
こんな話、書いてもなあ、と思ったのですが、
これを書いてる間中、
何か針葉樹の香りがずっとしていたんですよ。
だから、必然的に書かされているのかな、と思います。
知ってても損はないと思うので、
ぜひ覚えておいてください
そしてこの本は食べ物がなくなって飢餓状態になる話ですが、
これも今とちょっとつながった気がするので書いておきます。
今、ドイツやチェコでは政府が水と食料品のストックを、
わざわざ国民に呼びかけているという話を聞きまして、
金融崩壊や恐慌の恐れがあるのではないかと
囁かれているようです。
以前どなたかの予言で、
若者が食べるものがなくなって、バタバタと死ぬというのも
読みました。
私は「そうならない未来」を選択しようと思っていますが、
今のうちに我が家もストックしておこうかな、と思っています。
それは恐れからくるのではなく、備えです。
たくさんあって、困るものではありません。
皆が一斉に買ってなくなるよりも、今物があふれているうちに
用意すべきかなと思うのです。
チャーズの本に出てくる「ギフトール」を発明した(著者の)父は、
麻薬に苦しむ民を救うために事業を起こし、
すべての人を自分の家族と同じように食べ物を分け合う、
とても精神性の高い人でした。
極限状態にあったとき、人はその本性を出す。
その時自分はどうするか?
実はこれが、私という魂が一番求める答えでもあったのです。
ご興味がある方は、読んでみてください。
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